今回はGigamic社の中で一番好きなゲーム、ピロスについて紹介します。木製の球を置いていくゲームですが、見た目が可愛くておしゃれだし、プレイしてみるとテクニックが必要な奥が深いゲームデザインになっています。何よりおしゃれ(二回目)。カフェに持っていったら爆モテすること間違いなし!
ルール
ルールは以下の通り。
①基本プレイ方法: 4×4のボードに玉を交互に置き合う。持ち玉の数は15個ずつで同じ。
②勝利条件: 頂点に玉を置いた人が勝ち。もしくは、置く玉が無くなった方が負け。
③ルール: 正方形に配置された球の中心にも球を置くことができる(段にできる)
④特殊ルール: 玉を回収できるアクションがある(持ち玉の節約)。
- 正方形か、縦横に4つ自分の玉を並べられたら、1つか2つ玉を回収することができる(1〜2つの節約)。
- 正方形ができるなどして1段以上上に上げれる玉が盤上にある場合、その玉を上に上げることで持ち玉を使わず1ターン消化できる(1つの節約)
⑤補足: 上の玉の土台となった玉は、④ のルールが適用されない。
文字にすると難しく感じるけど、やってみるとかなり簡単です。直感的にプレイできます。
動画だともっと分かりやすいとおもうから、Youtubeにもプレイ動画が上がってるのでぜひ見て欲しいです!
個人的な感想
どっちが有利?
結構遊んだけど、後手が有利かなと思った。順当に置いていったら後手が勝つから、先手が節約した分だけ自分も節約したら勝てる。逆に言うと先手は後手よりも一個以上多く節約しないといけないから、工夫が必要になってくる。
慣れてきてお互い相手の手を潰すように玉を置き始めるとこの差を覆すのが結構難しいと感じた。初心者ならマジで余裕でボコせる。ただ、玉を上にあげるタイミングだったり、正方形を作って1〜2個回収できた時に「どの玉をいくつ取るか」という選択要素があるので、後手も十分工夫の余地があると思う。
攻略法
こういうライトなアブストラクトゲームは将棋みたいに研究しまくるより、お互い初心者の状態からスタートして楽しむのが個人的にはめちゃくちゃ楽しくて推奨してて、だからこういう記事で攻略法とかはあんまり書きたくない気がしてる。いずれ攻略記事も書きたいけど。
でも、自分の玉を置きたい場所がある。やればすぐ分かるけど、2段目の真ん中はとった方が強い。あと個人的には、一段めの端あたりに攻防があると思う。
ただ節約すればいいってわけじゃなくて、玉を上げれるタイミングで持ち玉を使うっていう判断も必要な場合がある。
まとめ
ピロスも大きくて遊びやすいクラシックタイプと、持ち運びがしやすいミニタイプがあります。いつもは持ち運びがしやすいミニタイプを推しているけど、これについては通常サイズを買ったほうがいいかもしれないと思いました。理由は、ピロスのボードには外周に玉を置けるスポットがあるんだけど、ミニシリーズは小さくなった影響でなんと玉を全部置くことができないんです。これは惜しい。
玉を小さくしすぎると、ちまちましすぎてゲーム自体のデザイン性がよくないだろうっていう判断だと思うけど、見た目がいいだけにそこは本当に惜しい。
gigamic社の中では一番好きかもしれないピロスの紹介でした。このゲームデザインした人まじですごいよ。憧れる。
終わり
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